月に10万円もらいながら勉強出来るという求職者支援訓練。
こんな制度があったんですね。
知りませんでした。
2011年から開始された雇用のセーフティネットに基づいた職業訓練らしいです。
リカレント教育とか学び直しなどでググってたら見つけました。
↓
そういえばハローワークで職業訓練とかあったな。無職ならこれかな
↓
ん?求職者支援訓練?
って感じです。
厚生労働省のHPがめちゃくちゃわかりにくいのでざっくり説明すると
・『公共職業訓練』は失業保険受給者用(これが普通の職業訓練)
・『求職者支援訓練』は失業保険を受給できない人用
・失業保険をもらいながら訓練できるのが公共職業訓練
・失業保険をもらえないニート・引きこもりでも月に10万円もらいながら訓練を受けられるのが求職者支援訓練(ただし支給には条件あり)
職業訓練受講給付金 支給の条件
1.本人収入が月8万円以下
2.世帯全体の収入が月25万円以下
3.世帯全体の金融資産が300万円以下
4.現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
5.全ての訓練実施日に出席している
(やむを得ない理由がある場合でも、支給単位期間ごとに8割以上の出席率がある)
6.世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
7.過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
求職者支援訓練を一言でいうと
生活困窮者向けの職業訓練
という感じです。
ちなみに月10万円もらえるという職業訓練受講給付金は結構条件が厳しいのですが、俺はすべて当てはまっていました。
現在清掃のアルバイトで給料6万円。一人暮らしなので世帯の収入も6万円。金融資産はなし(というかマイナス)土地建物所有してないなど…。
マジでガチ貧乏人向けな俺得制度です。
失業保険もらえない状態なのに、お金をもらいながらスキルアップのための訓練が受けられるとかこんなおいしい話があったとは…。
こんな情報があるならハローワークには行くべきですね。少し反省しました。
実際行く価値はあるのか?
この制度を見つけた瞬間は
10万もらえて勉強出来るんでしょ?絶対行くでしょ~!
としか思えなかったのですが、一応ググることに。
ググった結果は
・たとえ知識ゼロでも淡々と授業が進んでいくのでついていけない
・ITとか介護の奴隷が足りないからその辺の講座が多い。奴隷作る制度
・客が少ないパソコン教室とかが金もらって運営してるだけだから講師はスキルもやる気もない
・本気で就活するやつは少なくてお爺さんとかニートとかが給付金目的で集まってるだけ
・職業訓練したところで40代50代の未経験は就職出来ない
・変わった人が多い
・40代50代は受講出来る講座も限られている
という萎える意見が多めでしたw
ただ中には、
・思ったより内容が濃かった
・家で復習しないとついていけないレベル。それがきっかけで勉強する癖がついた
・講師がその業界でバリバリ活躍してる人だったのでめちゃくちゃ勉強になった
・ガチな引きこもりだったので社会復帰の練習になった
などの意見も。
受講する人の年齢や、受講するコース内容。また教えてくれる講師や、同じコースを受講するメンバーなどによって意見がさまざまなので、もう少し調べてみたいと思います。
とりあえずは、今回こういう制度があることを知れたのはよかったです。
俺と同じように
・雇用保険払ってなくて失業保険受けられない
・でもスキルアップのため勉強したい
・お金がないので有料のスクールには通えない
という方は求職者支援訓練をチェックしてみてください。
東京の最新のコース(5月コース)の受付は、本日4月12日で締め切ってしまったのですが、求職者支援訓練は毎月募集しています(日程は県によって違います)