「在宅死 “死に際の医療”200日の記録」の再放送を見ました。
今年の6月にNHKのBS1で放送してたものの再放送です。
内容はこんな感じです→NHKオフィシャルHP
ざっくり説明すると、
在宅医療を行う医師に密着した、在宅死をのぞむ患者さん7人のドキュメンタリーです。
感想を一言で言うと
辛い…
これに尽きます。
最近年を取ってきて、死や病気が身近なものになってきたので、今回のテーマ「在宅死」はなかなか興味深いものだったんですが、死までの様子を映している患者さんの話が多く、なかなかハードな内容でした。
今回番組では
・家族関係
という問題点をあげて在宅死の現状を伝えていたのですが、正直俺は現実を受け止めるのが難しかったです。
貧困問題でいえば、俺は貯金が全くありません。
貯金どころか借金200万返せるかも微妙です。
俺が病気になったも場合でも親の場合でも、施設にはいるという選択肢が検討出来るかも不明です(親がいくら貯金あるかわからないし)
そして家族関係。
これも自分自身が病気になった場合と、親が病気になった場合、両方考える必要があるのですが、俺が病気になった場合、結婚してないし彼女もいないので親に頼ることになります。
親は高齢なので、正直申し訳なさすぎます。
そして親が病気になった場合もいろんな問題点が。
今までそんな話をしてことないのでわからないのですが、お金の問題は置いといて、施設に行くことを話しあえる柔軟な考えを持っているのかわからないし、もし在宅を望む場合どういう体制で介護するのか等、不安の種はつきません。
考えるだけで悲しいし泣きたくなるけど、いずれ直面することなので受け止めなければいけません。
今回の番組はそういうことを考えさせられる番組でした。
こういう番組こそ地上波で流してほしいです。
気になったポイントはいっぱいあるんですが、中でも
・ガン患者に対して「残された命の時間を意識してほしい」とはっきり話す医師
・モルヒネのボタンも押せない娘の代わりに機械の使い方を習う母
・介護している家族を楽にさせるため施設に行く103歳のお婆ちゃん
などは、考えさせられました。
人間っていつか死ぬんだよなと思うと、泣きそうになってきますが、自分の人生についていろいろ考えていかないといけないと改めて思いました…。
元ニート、現状底辺フリーターという意識低い系なので、急に何かが出来るわけではないですが、いずれ来る不測の事態に少しでも備えられるようにしたいと思います。